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手を抜くと畳はこうやってグズグズになってしまうという例ちょっと悲しい

今日は朝からちょっとモヤモヤしてしまいました。

 

猪熊 必勝
猪熊 必勝

久しぶりに見ましたが、糸で縫わずにステープルをこれでもかって打ち込んだ畳。

はっきり言って素人仕事

 

ゴザの隅処理してないから表が切れて緩くなってるし、綺麗に断ってないから隙間だらけ、なによりお尻の下にこんな尖ったものが沢山あるとか何かの拍子で捲れたりしたら危ないなぁと・・・

(※一部にはステープルを使う前提の材料もあります。)

 

猪熊 必勝
猪熊 必勝

とは言え、もしかしたらこのような仕様でいいからと、激安格安価格で依頼があったのかもしれないとも考えるととっても複雑な気持ちになってしまいます。

ただ、個人的な意見として言えばこれは、畳の体をなしていないと考えます。

 

なので、猪熊畳店ではここまでして、安くしてほしいというようなご要望については残念ながらお答えすることが出来ません。

先ほども申し上げましたが、尖ったものを、寝転ぶ空間の床にあたる箇所に埋め込まれたままというのは、怪我などの事も考えると容認できないと考えるからです。

 

猪熊 必勝
猪熊 必勝

これが、利益を高めるためや、手を抜いて作業をササッと終わらせたいという意識だったら、同じ畳屋さんという位置づけで見られるのはあまりいい気持ちは致しません。

 

まぁ、ここまでの事が一般のお客様が理解されているか?と聞かれるとそうでもない感じもしますので、私達畳屋さんが正しい情報を発信していくしか無いのかなと思います。

というわけで、こんな仕事しちゃ駄目よっていう話でした!