ご覧のように丸い形に仕上げた、畳です。
上手に張り合わせたという所だけでなく、縁の柄や模様がキレイに等間隔で並ぶように少しづつ調整していくという事もとても神経を使いました。

猪熊 必勝
どうしても畳というのは、直線ベースで仕上げる事を前提としている所が多いです。
※実際は直線でも建物の間取りなどで若干よれてたり調整する感じで厳密な意味で言えば直線では無かったりもしますが…
なので、こういう特殊な形の場合は、機械を使用することがほとんど出来ないため、ほぼ手作業になります。

猪熊 必勝
力も必要ですし、引っ張る強さのバランスなどもとて難しかったりします。
猪熊畳店がもつ、技術の1つだと思ってもらえれば幸いです。